NewEntry

Category

Archives

Profile

Comment

Link


Log in
qrcode



スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています


2017.04.30 Sunday / - / -



想像の裏側

内容(「BOOK」データベースより)

偶然、僕が拾った1冊の文庫本。それはクラスメイトである山内桜良が綴った、秘密の日記帳だった

 

表題の強烈さに まず圧倒された。

ジャケ買い度は つい手に取りたくなる大当たりかと。

 

淡々と読み進めていけます。

桜良ちゃんのワンマンともいえる押しの強さと

僕の妙に達観したというか客観的な視線を絡ませていく展開は

若干のありふれた印象は受けてしまいますが

二人の軽妙なやりとりを通して楽しめました。

後半にかけてお互いが何かに気づき始めてからの急な展開には

少し驚いたと共に残念にも思いました。

生と死というテーマを今を生きる若ものたちへどう伝えてどう考えてもらうか

という事を人一倍大切にしてきたであろう作者が

妙に簡単にぽんと軽く背中を押されて飛び降りてしまったかのような空虚感が

そこにありました。

二人には是非とも違った結末を歩んでほしかったようにも思います。

「共病文庫」の最後は圧巻でした。

ただ、僕の悲しみの様子を事細かに表現したために少し薄っぺらさが出てしまい

読者の感動が削がれたようにも思います。

あの文章を読んだことをきっかけにした僕の著しい成長は、目をみはるものがありました。

我々は全てを常に選択して生きている。

なんと逞しいことか。

ただ、流されているという感覚と流されることを選び敢えて流されている感覚ではかなりの差があるのは歴然だ。

ラストは 少しおざなり感がありました。

今をどう選択して僕が生きているのかを描くのは各読者自身でも良かったのかな。

 

 


2016.08.12 Friday 00:02 / comments(0) /



スポンサーサイト


2017.04.30 Sunday 00:02 / - / -



Comment



Material:shape Template: Favorite
(C) 2018 ブログ JUGEM Some Rights Reserved.